文庫判 256頁
著者:石丸晶子
1935年生まれ。東京経済大学名誉教授。日本近代・現代文学専攻。著書に『式子内親王―面影びとは法然』(朝日新聞社、1989。紫式部文学賞受賞)、『法然の手紙―愛といたわりの言葉』(人文書院、1991)ほか。
[ 商品説明 ]
月刊『浄土』に連載された「法然上人をめぐる人びと」を再編集し文庫化。
度重なる戦乱、政変、そして天災。心身ともに疲弊しきっていた中世という闇夜に、阿弥陀如来による救いの光を指し示した法然。その光に出会い、闇をこえ、”あたらしいいのち”に生きた貴族、武士、庶民たちの物語。
本書は、法然上人鑽仰会発行『月刊 浄土』に連載された同名の小説を加筆・訂正・改編し、文庫化したものです。
上巻(収録作品)
乱世
赤城山の麓
一の谷余聞
面影のひと