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*宗内外から多数の弔問 名誉門主中村大僧正表葬儀 総本山知恩院でしめやかに |
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5月8日に102歳で逝去された名誉門主中村康髑蜻m正猊下(前浄土門主・総本山知恩院第86世門跡)の表葬儀が、6月11日午後、総本山知恩院の御影堂で営まれた。喪主を稲岡康純宗務総長と佐藤諦学知恩院執事長が務め、葬儀委員長を野上泰夫宗議会副議長(中村康雅議長が身内のため)と北川一有知恩院顧問会長が務めた。式には各大本山の法主・執事長、各宗派の座主・門主・管長・総長、京都府・市関係者、知恩院内局、浄土宗内局、宗議会議員、教区長・教化団長、諸団体・委員会の代表、浄光会(浄土宗檀信徒などの国会議員)、法類・親戚、全国から集まった僧侶、吉水講員、檀信徒など2000名が参列した。法要は浄土門主坪井俊映猊下が導師を務められ、このなか天台座主半田孝淳猊下、大本山善導寺法主阿川文正台下、元総理で浄光会会員の海部俊樹氏が弔辞を述べ、中村猊下を悼むとともにその面影を偲んだ。(写真=坪井猊下を導師に営まれた中村大僧正の表葬儀) |
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*大本山善光寺大本願で元祖法然上人800年大遠忌慶讃法要 国宝・善光寺本堂で大法要 |
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長野市にある大本山善光寺大本願(鷹司誓玉法主)(以下・大本願)が、平成23年の法然上人800年大遠忌に向け、総・大本山の先頭を切り、5月20日から22日まで、「元祖法然上人800年大遠忌慶讃法要」を営んだ。このなか「法然上人800年大遠忌大法要」は21日、国宝の善光寺本堂で、京都の総本山知恩院から浄土門主坪井俊映猊下を、神奈川県鎌倉市の大本山光明寺から宮林昭彦法主台下を迎え、鷹司台下導師のもと厳修された(写真)。鷹司台下は法要の趣旨である表白文で、法然上人800年大遠忌法要を善光寺本堂で営むことができた喜びや、お念仏の教えを世に伝えられた法然上人への賞賛と感謝を述べられ、大法要に参列した人々の極楽往生が願われた。また、普段は7年に1度の「御開帳」のときにした開けられない前立本尊の厨子を覆う御簾があげられ、その姿が特別に開帳された。その後、大本願の法然上人800年大遠忌記念事業として3年をかけ改築され、前日の20日に落慶法要、当日午前中に開堂法要が営まれた「明照殿」の地下ホールで記念講演が行われ、相国寺(臨済宗相国寺派・京都)の管長有馬頼底師が「京都の五山文化」、また、歴史作家の童門冬二氏が「いま法然上人に学ぶこと」と題した講演を行った。改築が終わった真新しい明照殿が多くの参詣者でにぎわった。また、20日午後には、例年4月に行う御忌大会(唱導師=長野県辰野町・長久寺住職岩波昭賢師)、22日には第117世法主久我誓圓尼公上人の百回忌法要が勤められた。3日間の参詣者はのべ1200名で、それぞれに法然上人の遺したみ教えを慶讃し、善光寺大本願の800年大遠忌慶讃法要は盛況のうちに幕を閉じた。 |
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*公金不正流用事件に判決 元職員に懲役7年 |
| 一昨年6月に発覚した、浄土宗の元職員による公金不正流用事件で、6月11日、京都地裁で判決が下され、元職員の辮カ(くわお)義文被告(懲戒解雇・僧籍削除)に懲役7年(求刑8年)の判決が言い渡された。事件は、浄土宗の出納を担当していた辮カ被告が、9年間で7億4500万円の公金を先物取引などに不正流用していたもの。今回の裁判は、起訴が可能な平成13年3月から同16年9月まで(時効7年)についてのもの。辮カ被告はこの間に、51回にわたり、総額3億3200万円を横領していた。判決で裁判官は、「先物取引会社が言葉巧みに吸い上げたことは推測できるが、犯行の常習性は明らかで、架空残高証明書の偽造で発覚を逃れようとするなど、非常に悪質」とした。今回の判決を受け、稲岡康純浄土宗宗務総長は「刑事事件の面では一区切りがついたが、今後も損失の対策はもちろん、檀信徒をはじめ宗内外に対する信頼回復に努めたい」としている。 |
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*藤本四八写真文化賞 「僧貌」で大橋紀雄師が受賞 |
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京都市下京区の西方寺住職で写真家の大橋紀雄師(浄土宗芸術家協会監事)が、第6回藤本四八写真文化賞公募の部写真賞を受賞、5月29日、キャノンギャラリー銀座(東京)の展覧会に併せ、表彰式が行われた。大橋師の作品は、総本山知恩院の修行僧を写した20点の組写真「僧貌(そうぼう)」。一般に知り得ない修行の姿を僧侶の視点で捉えたことが評価され、公募作49点から選ばれた。大橋師は「浄土宗教師として、また、児童養護施設の施設長として、いのちの大切さを訴える作品を心がけていきたい」と語った。同展覧会は現在、長野県飯田市の飯田市美術博物館で開催中。7月6日まで。(写真=作品の前に立つ大橋師・キャノンギャラリーで) |
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*ミャンマー・四川を緊急支援 浄土宗平和協会第2回総会 |
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法然上人のみ教えのもと、「平和念仏募金」などの活動を通し、世界平和の実現に取り組む浄土宗平和協会が、5月28日、東京宗務庁(港区)で第2回総会を開き、会員ら約30名が参加した。総会では、秋田県藤里町の曹洞宗月宗寺住職で、自殺防止のための市民グループ「心といのちを考える会」会長の袴田俊英師の「現代の『苦』と仏教」と題した講演や、会計報告が行われた。その後行われた式典では、同協会副総裁の大本山光明寺法主宮林昭彦台下をプレゼンターに、「平和念仏募金」から、平和活動を行う日本国際ボランティアセンター(JVC)などのNGO5団体に、支援金(各50万円)が贈呈された。また今回、ミャンマーのサイクロン被害ならびに中国の四川省大地震被害に際し行われている、「災害緊急募金」から、被災地で独自のネットワークを用い、直接支援を行っている仏教NGOネットワーク(BNN)などに、緊急支援金が贈呈された。式典の最後にはJVCの藤屋リカ氏と、BNNの佐藤まり氏が、支援への謝辞と活動報告を述べた。「災害緊急募金」には6月11日までに、465件、961万6298円が集まり、うち計500万円が、被災地を支援する4団体に贈呈されている。(写真=支援への謝辞を述べるBNNの佐藤氏) |
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*法然上人の遺徳を偲ぶ 大阪・泉北組檀信徒大会 |
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大阪教区泉北組が、5月22日、大阪府高石市のアプラホールを会場に、第6回檀信徒大会を開催した。法然上人800年大遠忌を3年後にひかえ、法然上人の遺徳を偲んで欲しいと、大本山知恩寺法主服部法丸台下による「法然さまをしのぶ」と題した基調講演(写真)が行われ、引き続き、田中典彦佛教大学副学長をコーディネーターに、服部台下、安達俊英佛教大学准教授、里見法雄宗議会議員がパネリストとなり、法然上人の人柄、大遠忌の意義、お念仏の心、「おかげさま」の意味などを約400名の参加者に伝えた。また、ミャンマーのサイクロン、四川大地震の義捐金募金も行われ、約5万5000円が集まった。 |
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*浄土宗教誨師会研修会 講演・施設見学で意欲新た |
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受刑者の徳目教育を担う、浄土宗僧侶の教誨(きょうかい)師で組織する浄土宗教誨師会が、名古屋市の願王寺を会場に、5月22、23の両日、研修会を開催、少年犯罪に詳しいルポライター・藤井誠二氏の「殺された側の論理」(写真)、矢口栄新見南吉記念館長の「童話作家 新見南吉」と題した講演が行われた。また、名古屋拘置所の施設見学も実施され、30名の参加者が、今後の教誨活動へ意欲を新たにした。 |
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*お母さんだけ違うでぇ! 抱きしめる父子像除幕 京都 だん王保育園 |
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京都市左京区の檀王法林寺にある、だん王保育園(信ケ原千恵子園長)に、5月21日、膝の上に子どもをのせて本を読む父親の姿をかたどった人形「抱きしめる父子像」(高さ約40cm。粘土人形にちりめん製の服を着けた作品)(写真)が置かれ、除幕式が行われた。同園は5年ほど前、信ケ原園長が、「時間に追われて抱きしめることをしなくなった親に、幼児の出すいろいろなサインに気をつけて子どもを抱きしめてほしい」との願いをこめ、創作人形作家島村龍児師に制作を依頼し、「抱きしめる母子像」を置いた。この像はポスターにもなり「子どもたちを抱きしめて」のメッセージとともに全国に配られた。しかし、男性保護者から、「抱きしめているのはお母さんだけ違うでぇ!」との声があがり、その思いに応えるために島村師に製作を依頼して完成となったもの。除幕式には門川京都市長が祝電を、また、福祉関係者、保護者、だんのう友の会(保育園OB)会員らが集まり、像の完成を祝った。 |
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*法然上人・祐天上人ご対面 開山忌に800年大遠忌法要 東京・祐天寺 |
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大本山増上寺第26世の祐天上人を開山とする東京都目黒区の祐天寺(巖谷勝正住職)で5月15日、法然上人800年大遠忌と祐天上人開山忌が勤められた。これは巖谷住職が、3年後の800年御正当の年には知恩院や増上寺などの大遠忌行事への参加を計画していることから、同寺での法要を繰り上げて勤めたもの。知恩院から、法然上人の御分身像を迎えて厳修された。当日は、講談師一龍斎貞花師による「法然上人御一代記」の講談に続き、境内の附属幼稚園から、稚児や僧侶ら400名が練供養を行い本堂へ入堂、稚児に智慧の水を授ける灌頂洒水、江戸消防記念会8区による木遣りの奉納が行われた。
引き続いて、午後2時から800年大遠忌と開山忌が勤められ、本堂に迎えた法然上人御分身像と祐天上人像との対面が実現、両上人への報恩の念仏が堂内に響いた。また、増上寺雅楽会演奏による舞楽「陵王」の奉納もあり、厳かな中にも華やかな法要となった。巖谷住職は「祐天上人がその教えを受け継いでおられることを法然上人にご報告することができたと感激しています」と語った。
(写真=巖谷住職に続いて山門を入る法然上人像) |
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*極楽の音、雅楽の演奏 1200株のぼたんの中で 長野 玄向寺 |
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長野県松本市の玄向寺(荻須眞教住職)で、5月10、11の両日、第9回の「ぼたん祭・雅楽演奏会」が行われ、檀信徒をはじめ、東京、静岡、愛知などから2日間で600名が参集した。境内に120種、1200余株のぼたんが咲く中で、花を愛でるとともに、「越殿楽」「陪臚」などの雅楽演奏を鑑賞した。雅楽演奏会は8年前から副住職の真尚師と雅楽仲間とで続けてきたが、鑑賞に訪れた人から、私も習いたい、との希望があり、昨年「松本富貴雅楽会」を発足、練習を重ねた。今回の演奏会にも2名のメンバーが参加したという。真尚師は「今後も稽古に励み、来年は1曲でも全員で演奏したい」と語った。(写真=本堂で行われた雅楽の演奏) |
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*千姫菩提寺の本堂が落慶 愛用品公開、パネルシアターも 茨城 弘経寺 |
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徳川家康の孫娘、千姫の菩提寺である茨城県常総市弘経寺で、380年ぶりの本堂改修工事が完了、4月13日に落慶祭を行った。千姫は豊臣秀頼に嫁ぎ、後に仏教に篤く帰依した人。同寺の本堂は千姫の寄進により建立されたもので、落慶祭は市内で開催される「水海道千姫まつり」に併せて勤められた。 同寺では、同市指定文化財の千姫の姿絵や愛用品の紫龍石の硯、五智如来像などを公開、本堂でフルートコンサートやパネルシアター(写真)なども開催された。また、市内では、千姫の結婚から仏門に帰依するまでを物語仕立てにした行列や地元学生によるマーチングバンドの行進なども行われた。 |