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*宗祖最初の草庵の地 橋弘次法主台下晋山式  大本山金戒光明寺
宗祖最初の草庵の地 橋弘次法主台下晋山式 大本山金戒光明寺  京都市左京区の大本山金戒光明寺(くろ谷)で、3月11日、第74世法主橋弘次台下の晋山式(新しく住職就任を報告する儀式)が執り行われた。式には、浄土門主・総本山知恩院門跡坪井俊映猊下はじめ各大本山法主が臨席、各大本山執事長、浄土宗内局、宗門要職者ら来賓、また台下が平成19年まで住職を務めた兵庫県尼崎市の願生寺檀信徒など約650名が参列し就任を祝った。午前9時半、お練り行列が塔頭の淨源院を出発、くろ谷の山門前での開門式の後、雅楽の調べの中で阿弥陀堂などの諸堂を遥拝された台下は、法然上人を祀る御影堂(みえいどう)に入道、晋山法要で「身命なげうち宗祖のみ心に報いる」との決意を述べられた(写真)。晋山式後、市内のホテルで行われた祝宴で挨拶に立たれた橋台下は「法然上人がはじめて草庵を結ばれたこのくろ谷の地で、念仏興隆につとめたい」と、あらためて決意を語られた。
*大本山知恩寺第73世 前法主大野忍敬台下逝去
大本山知恩寺第73世 前法主大野忍敬台下逝去  大本山知恩寺(京都市左京区)の前法主・大野忍敬名誉法主台下(写真)が、3月8日、老衰のため逝去された。92歳。大野台下は大正5年、長野県阿智村の在家に生まれた。小学校3年生のとき、近くの宗圓寺に入り修行を積み、昭和24年から平成7年まで東京・浅草の天嶽院住職を務められた。その間、浄土宗宗議会議員、東京教区教区長、淑徳学園理事長などを歴任した。平成7年3月、大本山知恩寺第73世法主に上任され、17年5月まで同本山の護持と檀信徒教化に当たられた。退任後は天嶽院で静養、ご逝去の日までお念仏の日々を送られていた。本葬は天嶽院が喪主となり3月28日に大本山増上寺で行われ、大本山知恩寺では、4月10日午後2時から追悼法要が勤められる予定。
*声明と雅楽融合の演奏会 山形教区雅楽会20周年
声明と雅楽融合の演奏会 山形教区雅楽会20周年  山形教区の浄土宗僧侶で組織する山形教区雅楽会が、発足20周年を記念した演奏会を、3月6日、開催(写真)、会場の山形市の山形テルサホールに檀信徒をはじめ500名が集った。「声明と雅楽 融合への誘(いざな)い」と題した演奏会は、「散華荘厳の文」(声明)や「越殿楽」(雅楽)の他、各地の民謡の歌詞に雅楽調の旋律を付した、催馬楽(さいばら)という雅楽から「極楽は」を演奏、また、山形に伝承される「名越双盤念仏」も披露された。「極楽にいったようなありがたい気持ちになった」「感動で涙がこぼれた」などの感想が聞かれた演奏会は、最後に全員で宗歌「月かげ」を唱和、声明と雅楽、宗祖のみ心が融合した。
*聖光上人しのぶ鎮西忌 念仏・礼讃で報恩の誠  福岡・安養寺
聖光上人しのぶ鎮西忌  念仏・礼讃で報恩の誠 福岡・安養寺  2月29日がご命日である浄土宗2祖聖光(鎮西)上人が開いた福岡県久留米市の安養寺(石原信正住職)で、2月28日から29日までの一昼夜、恒例の鎮西忌(771回忌)が厳修(ごんしゅ)された。当日は多くの檀信徒が参集、午後2時から、関山和夫佛教大学名誉教授が「仏の強縁」と題し講演、4時からの開白日没法要に続き、4時間ごとに翌日正午の日中法要まで、筑後浄土宗青年会をはじめ、関西、九州一円の有縁の僧侶60名が、念仏会・六時礼讃法要を勤め(写真)、浄土宗の教えを法然上人から受け継がれた聖光上人の遺徳をしのんだ。また、法要後には落語家の林家正雀師匠の独演会も開かれた。
*卒業生に雅楽のプレゼント 秋田教区雅楽会が小学校で
卒業生に雅楽のプレゼント 秋田教区雅楽会が小学校で  秋田教区雅楽会が、2月26日、秋田市立広面小学校の同窓会入会式で、卒業生に仏教の伝統音楽である雅楽を披露した。同校同窓会が、小学生から中学生になる児童に対し、その節目となる同窓会入会式で、「何か心に残るものを」と考え、招いたもの。演奏は式典のなかで行われ、会員9名が越殿楽(えてんらく)を演奏(写真)、引き続き、笙、龍笛、篳篥(ひちりき)といった雅楽の管楽器とその譜面を紹介し、実際に子どもたちに触れてもらうなど、雅楽を解説した。聞き慣れない音にきょとんとした表情だった子どもたちも、次第にその音に興味を示し、体験コーナーでは目を輝かせていた。
*心をこめてお焚きあげ 大本山金戒光明寺浄焚式
心をこめてお焚きあげ 大本山金戒光明寺浄焚式  京都市左京区の大本山金戒光明寺(橋弘次法主)で、2月25日、浄焚(じょうぼん)式が行われた。「お焚きあげ」とも言われる浄焚式は、不要になった仏壇やお札、お位牌などを供養した後、清らかな火で燃やす行事。当日、御影堂の前に、供養の仏壇などを積み上げ、四方を仏教の守護神・四天王の幡(はた)を付けた青竹で取り囲んだ祭壇が設けられた。法要が営まれた後、導師を務めた芳井秀教執事長により、松明で火が付けられ、昇竜のような激しい煙が立ち上がるなか(写真)、同山の檀信徒や写経会会員など約50名の参加者が手を合わせ、ご先祖の霊や、仏さまへ思いをいたしていた。
*愛ちゃんも必勝祈願、世界卓球選手団が訪問 大本山光明寺
愛ちゃんも必勝祈願、世界卓球選手団が訪問 大本山光明寺  2月24日から3月2日、中国・広州で開かれ、男女ともに銅メダルを獲得した「世界卓球2008」の日本代表選手団が、大会直前の2月20日、必勝祈願のため、神奈川県鎌倉市の大本山光明寺(宮林昭彦法主)を訪れた。同市貞宗寺の山口宇宙住職が選手団長を務めていることから実現した訪問。福原愛選手(写真)ら代表選手は宮林台下から灌頂洒水を受け、また、茶席で歓談をするなど大会前のひと時を過ごした。
*無心、不断の楽しい念仏 愛媛教区別時念仏会
無心、不断の楽しい念仏 愛媛教区別時念仏会  愛媛教区と同教区教化団が、2月20日、愛媛県愛南町の金光寺を会場に、「別時念仏会」を開いた。5年前の24時間不断念仏会を契機としてはじめられた別時会は、今年で5回目。午後1時、弘津愼勝教化団長の「別時念仏について」と題して行われた法話に続き法要が厳修され、その中で、1時半から5時までの約3時間半、別時念仏会が勤められた(写真)。途中入れ替わりながら、絶え間なくお念仏が続けられ、のべ約300名となった参加者の1人は「皆さんと一緒に、無心になってお念仏をとなえるうちに、不思議に心が高揚し、楽しい気分で続けることができました」と語っていた。
*講演・音楽法要で盛況 福岡教区檀信徒研修会
講演・音楽法要で盛況 福岡教区檀信徒研修会  福岡県久留米市の文化センターで、2月20日、福岡教区と同教区教化団が、「檀信徒研修会」を開き、700名が参加した。開講式の後、三浦清一郎西バージニア大学准教授が「風の便り」と題し講演を行い、引き続き、福岡市無量寺(堤俊翁住職)の檀信徒で組織するカーラビンカ無量寺合唱団が、日常勤行式を合唱歌にした「浄土宗の新しい音楽法要」を披露した(写真)。また、3月6日から名古屋で公演される舞台「法然と親鸞」で、親鸞聖人の妻恵信尼を演じる今村文美さんが舞を披露し、劇の解説を行った。「美しい歌声に心が洗われた」と語る参加者もあり、盛況の会となった。
*おつかれさま、袖山師 4月から総研の3人で  ラジオ「浄土宗の時間」
おつかれさま、袖山師 4月から総研の3人で  ラジオ「浄土宗の時間」  平成17年4月からラジオ放送「浄土宗の時間」を担当した袖山榮眞師と、今年4月から担当を交代する浄土宗総合研究所の齋藤舜健、袖山榮輝、柴田泰山の3師が、袖山師の最終録音となった2月18日、東京・港区の文化放送で顔合わせをした(写真)。放送は齋藤師から順に4カ月ずつ担当し、法然上人が様々な信者の質問に答えられた『百四十五箇條問答』を題材に分かりやすく上人のみ教えをお伝えする。
*大阪教区仏教文化大講演会 共生といのちを学ぶひととき
大阪教区仏教文化大講演会 共生といのちを学ぶひととき  法然上人の教えを今の世に、と大阪教区が開く第23回「仏教文化大講演会」が、2月16日、大阪市の市民ホールで開催された。袖山榮眞首都大学東京名誉教授(長野・十念寺住職)が、自然・昆虫などの映像を用い「世界に共生を」と題して講演。「共生」こそ21世紀を生きるための理念と、わかりやすく説いた。続いて、歌手の野田淳子さんによる「いのちよ、今を歩きつづけて」と題したトークコンサートがあり、手話と共に歌うメッセージソング「歩き続けて」を会場の全員で合唱し(写真)、いのちの大切さを訴えた。945名の参加者は、共生への理解を深め、いのちの尊さを再確認していた。
*アジア仏教圏の支援 4校目の寺子屋開校式  (財)浄土宗報恩明照会
アジア仏教圏の支援 4校目の寺子屋開校式 (財)浄土宗報恩明照会  社会福祉事業への助成や、『浄土宝暦』『The法然』などを発行する財団法人浄土宗報恩明照会(袖山榮眞理事長)が、アジア仏教圏支援事業として平成16年から進めている、ミャンマーへの寺子屋建築。1月31日、4校目が完成したことから開校式が行われた。4校目はミャンマー中部、マンダレー市のチャンエーターザン地区にあるアウン・ド・ム小学校内に建設されたレンガ造り2階建て。8教室に150人を受け入れることができる。数年後には中学校になる予定。建築にあたり、平成17年から同事業を支援している宗門関係学校の大乗淑徳学園(長谷川匡俊理事長)から100万円が贈られている。開校式は、生徒や修行僧が見守る中、金田進徳報恩明照会理事長(当時)の四方洒水(しほうしゃすい=堂内を清浄にする作法)と法要、ミャンマー仏教僧による儀式を行い、その後、生徒全員にノートや鉛筆などの文具がプレゼントされた。(写真=校舎落成を祝い子どもたちと風船を上げる金田師)

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