
*バチカンが浄土宗へ謝辞 故・教皇の遺志継ぎ交流誓う |
| 今年4月2日のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の逝去に際し、中村康隆浄土門主が弔意を述べた親書を、また、水谷幸正宗務総長が、弔辞をバチカンのローマ教皇庁に送った。これに対し、このたび教皇議会を代表して、ローマ教皇庁の諸宗教との外交機関である諸宗教対話評議会(マイケル・ルイス・フィッツジェラルド議長)から中村猊下にあてて謝意を記した書簡が、京都市の総本山知恩院に届けられた。書簡には、中村猊下の親書と水谷総長の弔辞への謝意が述べられており、また、故・パウロ教皇が、宗教の境界を乗り越え、敬意と友好のもと、平和への連帯を深めようと尽力していたこと、そしてその遺志が、「我々全てが人類の利益のため、宗教間の対話を進め、協調を続けること」だったと結ばれている。浄土宗は、平成14年11月に、故・パウロ教皇に、共生の願いを込めた中村 猊下の親書を手渡しており、共生の精神のもと、今後も変わらない交流が行われることが期待される。 |

*法然上人ご分身像 東大寺・大仏へご巡拝 重源上人と時を越え対面 |
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総本山知恩院の法然上人800年大遠忌お待ち受け事業の一環として、平成15年に造立され、全国各地を巡る法然上人のご分身像が、6月6日、大仏で有名な、奈良市の東大寺を巡拝、大仏再建の指揮者、俊乗房重源(ちょうげん)の像と対面した。法然上人と重源には、当時戦禍で焼け落ちた大仏の再建責任者として、上人が、念仏を通し親交のあった重源を推し、また建立中の大仏殿で、上人が重源の招きを受け、浄土三部経の講説をした由来がある。佐藤諦学知恩院執事長や、本山役職者、奈良教区寺院僧侶ら約100名が、練行列の随喜をつとめるなか、ご分身像は境内の指図堂(さしずどう)を出発し、北河原公敬東大寺執事長らの出迎えのもと、大仏殿へ到着。大仏の前で法要を営んだ後、重源像が安置された俊乗堂へと移動し、両上人への報恩感謝の念仏が響き渡る中、800年の時を越え、対面を果たした(写真)。 |

*成人大学受講生がバス一日研修 東京教区教化団 |
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6月2日、東京教区教化団(正村瑛明団長)が、「バス1日研修」を開催、仏教成人大学の受講生ら66名が、神奈川県箱根の本還寺(戸松義晴住職)などを訪れた。「別時念仏と法話を聞く集い」の併修となった今回、正村団長を導師に本堂で別時念仏を、その後、戸松住職から長寿と健康に関する法話があった。また、隣接する野草公園の散策、芦ノ湖の遊覧など充実の一日となった。(写真=本還寺前での一行) |

*女性ならではのテーマで 第35回三河教区檀信徒婦人研修会 |
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三河教区(立松辨我教区長)と同教化団(住田章雄団長)が5月30日、第35回「三河教区檀信徒婦人研修会」を開催、会場の岡崎勤労福祉会館に636名が集った。開会法要では、参加者一同で「一枚起請文」などを唱和、その後、知恩院布教教務部長の安井良道師が「親心 母心 和の心」と題して講話を行った。また、同教区寺庭婦人会の「七つの子」「夏は来ぬ」などのコーラスの披露、ビューティーライフ・プロデューサー吉丸美枝子氏の「めざせスマイル美人」と題した講演、最後は「今日の日はさようなら」を合唱しての閉会となるなど、女性ならではの清々しい研修会となった。(写真=合掌・念仏する会場を埋めた女性檀信徒) |

*西方寺(愛知)で「平洲祭」 地元出身の儒学者偲ぶ |
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江戸時代、現在の愛知県東海市に生まれた儒学者、細井平洲は、全国の諸藩に招かれ、藩主・家臣の師範として多くの業績を残した。5月29日、細井家の菩提寺、東海市の西方寺(深谷孝玄住職)で、東海市平洲会により、その業績を偲ぶ「平洲祭」が開催された。約100年前から毎年催される式典で、東海市長・市民のほか、平洲が藩政改革に尽した縁で、現在、姉妹都市となっている山形県米沢市(当時の出羽米沢藩)から、市長や市民交流会の会員など約百名が集まった。式では、両市長の挨拶や、平洲についての講演に続き、深谷住職を導師に、東海市仏教会により、平洲を偲ぶ法要(写真)が営まれた。 |

*感謝の心で人形供養 青森県・貞昌寺 |
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5月29日、青森県弘前市の貞昌寺で、人形供養の法要が勤められ、檀信徒ら60名が集った。この法要は、古くなったり壊れたりした人形を捨てずに、供養することで物を大切にする心、感謝の心を培いたいと毎年行われている。県内外からの人形約1000体が人形塚前に並べられ(写真)、赤平法導住職の読経の後、市内の小学生が感謝の言葉を述べた。最後に参加者一同が焼香し、大切にしてきた人形に別れを告げた。 |

*浄平協 インド洋津波の緊急募金 1300万円をUNHCRへ |
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昨年12月26日に発生し、甚大な被害をもらたしたインド洋津波。その復興援助のため、浄土宗平和推進協議会(長島善雄理事長)が、本年3月まで、「聖日献金によるインド洋津波緊急募金」を全国の浄土宗寺院に呼びかけていた。その募金の贈呈式が5月24日、浄土宗宗務庁(東京)に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の浅羽俊一郎駐日地域副代表を招いて行われ、寄せられた1300万円が手渡された(写真・左が長島理事長)。UNHCRは本来、難民を支援しているが、国連の要請もあり、この災害被災者の支援も行っている。浅羽氏は「貴重な浄財に感謝いたします。被災者支援に役立てます」と語った。 |

*念仏弘通と寺門興隆誓い新命住職が奉告式 檀信徒総代・寺族も参列 |
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新しく住職に就任した僧侶に、その自覚を深め、一層の教化に努めてほしいと、浄土宗が毎年行っている「新命住職認証奉告式」が、5月24日、京都市東山区の総本山知恩院で、中村康隆浄土門主猊下を導師に行われた(写真)。平成16年度に住職認証を受けた177名のうち、39名が出席、また、各寺の檀信徒総代や寺庭婦人、寺族ら約70名が参列した。式では、水谷幸正宗務総長、佐藤諦学知恩院執事長をはじめ、浄土宗内局や本山役職者が見守る中、出席者全員で法然上人御遺訓「一枚起請文」を拝読、その後、一人ずつ名を呼ばれた新住職は、大殿に祀られた法然上人の御影に深々と礼拝。住職就任を奉告し、これらからの念仏弘通(ぐずう)への決意を新たにしていた。式終了後には、福嶋照純浄土宗総務局長が新命住職に、水谷宗務総長が檀信徒総代・寺族らに、住職の心構えや、寺門興隆の支えについての講演を行った。 |

*800年大遠忌の勝縁活かし 第34回浄土宗静岡教区檀信徒大会 |
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5月24日、静岡教区教化団(川村一紀団長)が第34回静岡教区檀信徒大会(おてつぎ運動推進大会併修)を開催、会場の焼津市文化センターに1235名の檀信徒が集った。西駿組が担当した同大会は、川村団長を導師に開白法要が行われ、同教区寺庭詠唱会の詠讃歌にあわせた献灯、その後、檀信徒会会長の渡邊朗氏はじめ来賓の挨拶、檀信徒表彰などが行われた。続いて同教区の友田達祐教区長が「勝縁を活かす」と題し、法然上人800年大遠忌に向けた記念講演を、また、同教区雅楽会が「越殿楽」「陪臚」などの雅楽演奏を行った(写真)。一同熱心に聞き入り、また、共に念仏をとなえた。 |

*法然上人800年大遠忌に向け 知恩院 集会堂修理が始まる |
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京都市東山区の総本山知恩院(中村康隆門跡)で、今年3月に完了した大方丈の修理に続き、法然上人800年大遠忌事業の一環として行われる、御影堂(みえいどう・国宝)と集会堂(しゅうえどう・国重要文化財)の半解体修理が始まる。両堂の本格的修理は、江戸時代の建立以来、約370年ぶりとなっており、国庫の一部補助を受けた一貫事業として実施される。このうち集会堂は今年7月に着工、平成22年までに修理完了、御影堂は同23年の大遠忌奉修後に着手、同31年までの予定。5月23日には、集会堂の着工に先立ち、南忠信知恩院法務部長を導師に、堂内の仏像の撥遺(はっけん)式と、修理中の遷座先である、大方丈への移動準備が行われた。京都府教育委員会から派遣された専門家の協力のもと、堂内の須弥壇や位牌壇から、阿弥陀三尊像、文殊菩薩像、徳川家歴代の位牌などが下ろされ、総数142点に番号が割り振られた。今後、文化財調査が実施される。また、修理実施に伴い、玄関や境内の有料拝観経路などが変更され、車両の乗り入れなども制限される。(写真=遷座を待つ、集会堂の文殊菩薩像) |

*“お寺は心といのちの相談所” 寺院関係者がカウンセリング実習 |
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財団法人浄土宗報恩明照会(金田進徳理事長)が、5月23日、福岡県久留米市の大本山善導寺(阿川文正法主)で、第3回「心といのちの相談所」研修会を開催。子ども家庭教育フォーラム代表の富田富士也氏を講師に、「カウンセリング入門編」「コミュニケーション不全に悩む若者−引きこもり・不登校・不就労に関して」と題し、二部構成で講演とカウンセリング実習を行った(写真)。同財団が提唱する「このお寺は心といのちの相談所」の標示板の掲示を、全国へ拡大するため、各寺院の意識向上を目的として実施されたもの。寺院関係者約60名が参加し、カウンセリングへの理解を深めた。 |

*島根から父島へ2000キロ 新寺の本尊として旅立ち |
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小笠原諸島の父島に新しい寺「行行寺」建立を発願し、勧進のために全国行脚をしている僧侶がいる。神奈川県出身の吉田一心師で、現在は行脚中を除き、父島で建立準備を進めている。その行行寺の本尊として、島根県大田市の正法寺(松島良範住職)で供養されていた、善光寺様式の一光三尊阿弥陀仏像(正法寺の末寺で廃寺となった山田寺の仏像)が贈られることになり、5月18日、仏像を移す「遷座(せんざ)法要」が営まれた。松島住職を導師に、松島浄忍副住職、正法寺檀信徒、吉田師、新寺建立を支援する会の森俊英師ら20名が参列した。仏像は修復後、行行寺完成に合わせ父島に渡る。(写真=撥遣式が終わり外陣に下ろされた仏像と関係者) |

*皆が幸せになるために 連合婦人会が大会 ハワイ開教区 |
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ハワイ開教区(中村良観総監)の浄土宗連合婦人会(ジューン・アマサキ会長)が、ハワイ島ヒロ明照院で、5月13日から15日、第19回大会を開催、ハワイ全島より、会員、開教使、教区役員ら約百名が参加した。「祈りましょう、実行しましょう、皆が幸せになるために」をテーマに、吉水流詠唱の練習や礼拝などが行われ、総会ではハルコ・オオツボ氏の新会長就任が決まった。(写真=ヒロ明照院に集まった大会参加者) |